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麻疹(はしか)の患者数が増加中!どんな病気?予防や治療は

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8月に関西空港で、麻疹(はしか)の集団感染が発生し、9月までにどんどん患者数が増加しています。

今小さいお子さんがいる家庭では赤ちゃんの時に麻疹(はしか)の予防接種を受けることになっているため、乳幼児であればほとんどが予防接種をしているのではないかと思います。

ですが大人でも感染してしまうため心配ですよね。

目次

麻疹(はしか)とはどんな病気なのか

予防接種をするので麻疹(はしか)というのは聞いたことがありますが、実際にどんな症状でどんな病気なのかとうことは私も実はよく知りませんでした。

麻疹(はしか)は麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性の感染症で、感染力が極めて強く、死亡することもあるというものです。

空気感染、飛沫感染、接触感染とどれでも感染してしまうというほど感染力が強いのです。

今まで周りに麻疹(はしか)に感染したという話を聞いたこともなかったし、子供は予防接種をしているからと特に気にするような病気だとも考えていませんでしが、こうやってみるとすごく怖い病気なのだなと感じました。

感染するのは予防接種をするまでの1歳前後の赤ちゃんが最も多いようで、2歳頃までが一番多い年代になります。

最近では大人の麻疹(はしか)感染がすごく問題になっていますね。

症状は?

一番気になるのはどんな症状でどのくらいで回復するのかということです。

潜伏期間は10日~12日と長いです。

発熱・咳・鼻水・結膜炎などの症状があり38度以上の熱が数日続くようです。

いったん熱が下がると発疹が現れ、再び高熱が数日続くのです。

発疹が出始めるころから、口の中に白い粘膜疹(コプリック斑)が現れ、この粘膜疹が麻疹の特徴的な症状で、これを確認すると麻疹(はしか)と診断されることが多いようです。

発疹は顔・体・手足と全身に広がっていきます。

子供の場合は亜急性硬化性全脳炎(あきゅうせいこうかせいぜんのうえん)を発症する場合があり、知能障害、運動障害などが現れ、発症から6〜9カ月で死亡するという怖い病気です。麻疹(はしか)にかかった10万人に1人程度に発症します。

治療や予防方法は?

予防はワクチンを接種することが重要になります。

1歳になったら早めに接種をすることが大切です。
現在は1歳児と小学校入学前に予防接種をします。

麻疹の予防接種は定期接種として無料で受けられることになっています。

麻疹(はしか)に感染してしまい発症してしまったら、どうやって治療をするのかということですが、現在は有効な治療方法はないようで、対症療法だけになるのです。

大人の麻疹(はしか)はワクチン未接種に要注意

1990年4月2日以降に生まれた人は、定期接種で麻疹・風疹の混合ワクチンを2回(1歳・小学校入学前)にしています。ですが、それ以前に生まれた人はワクチン接種をしていない人が多いのです。

大人は重症化する場合も

大人も子供と同じような症状がでます。

特に重症化しやすいのは5歳未満と20歳以上の大人で注意が必要です。

今からでもワクチン接種を

接触、飛沫、空気感染と非常に感染力が強いウイルスで、マスクの着用・うがい・手洗いなどでは防ぎきることができないのです、唯一の予防方法は、ワクチンを接種し、免疫を獲得することです。

大人でも、これまでに麻疹(はしか)にかかった経験がなくて、予防接種もしていないという人は、病院へ行けば抗体検査をしてもらえますので、もし抗体がない場合には、予防接種をしておくと安心ですね。



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